報道関係各位
2018年7月25日
Antuit株式会社
サイバーセキュリティ対策事業「CYFIRMA」、
仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業向けソリューションを新たに提供開始
ビッグデータ分析のグローバルコンサルティング企業、Antuit(アントゥイット)ホールディングス(本社:シンガポール、日本法人:Antuit株式会社)は、サイバーセキュリティ対策事業「CYFIRMA(サイファーマ)」において本日より、仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業向けに業界初となる「サイバーリスク・脆弱性アセスメントソリューション」を提供開始します。
CYFIRMA独自のAI(人工知能)と機械学習を駆使したサイバーインテリジェンス分析プラットフォームを使った本ソリューションは、分散ネットワークにおいて整合性が求められる仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業の全てのエントリーポイントとインターフェースポイント(ウェブ、モバイル、プラットフォーム)におけるリスクを包括的に分析し、継続的でリアルタイムなサイバー対策を支援します。
仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業の市場規模は数10億ドル(数1,000億円)に上ります。この分野を標的にするサイバー攻撃件数は近年、仮想通貨の世界的な導入と急速な需要拡大に伴い、大幅に増加しています。直近では以下のようなサイバー攻撃事例がありました。
CYFIRMA事業Chairman & CEOのKumar Ritesh(クマー・リテッシュ)は以下のように述べています。「仮想通貨取引所のセキュリティ対策は、取引所の成長や通貨の価値上昇に追い付いていません。サイバー攻撃者は採掘者(マイナー)を含むブロックチェーン全体を標的にし、IDやウォレットアドレスなど盗み出します。さらに、ネットワークノードを乗っ取って台帳の情報を変更し、仮想経済全体を壊滅的に崩壊する可能性をはらんでいます」
サイバーリスク・脆弱性アセスメントソリューション」は、CYFIRMAの高度な分析プラットフォームによって収集した攻撃ツールや攻撃メカニズム、攻撃者の動機などの最新情報を、仮想通貨取引所に特化したリアルタイムな脅威への対策と脆弱性の改善に活用することができます。従来の脆弱性診断ツールでは、革新的でますます高度化する攻撃や今後予想される攻撃の阻止には不十分でした。
本ソリューションは、仮想通貨プラットフォームに特化したテストやスキャン、ディープ・ダークウェブ内における最新のサイバー攻撃者のモニタリングと分析、攻撃シナリオのシミュレーション、ウォレットの整合性検証、ログイン迂回・トラフィック傍受・ユーザー偽装の試行、入出ポイントテストなどを提供します。
【CYFIRMA サイバーリスク・脆弱性アセスメントソリューションの概要】
【CYFIRMAについて】 https://www.cyfirma.jp/
CYFIRMAは、AIと機械学習を活用した予測的アプローチにより、リアルタイムにサイバー脅威インテリジェンスを提供し、顧客の安全なサイバーセキュリティ対策構築を可能にします。日本の顧客向け専門チームが、オープンウェブ、ダークウェブ上の膨大なソースから関連情報を自動的に収集、独自のアルゴリズムにより分析することで、顧客が標的となっている攻撃の傾向を予見し、リソース配分やマネージメント施策の最適化を支援する「CYFIRMA360°サイバーセキュリティサービス」を提供します。
【Antuitについて】 https://www.antuit.co.jp/
Antuitはビッグデータ分析専門のグローバルコンサルティング企業です。博士号を持つデータサイエンティスト、経営コンサルタントなどのエキスパートによる専門家チームが最先端のビッグデータ分析と活用を通じて、顧客企業の抱える問題を解決し、ビジネスを継続的にサポートしています。